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乖離

大分、期間があいたが選挙について軽く書いておこう。

結果は自民の圧倒的勝利に終った。
これは「国民が郵政民営化に賛成した」というメッセージなのだろうか。
僕はそう思わない。
国民は郵政民営化に賛成というより、
小泉さんがおもしろいから入れたのだろう。

正直、政府の郵政民営化案に目をしっかり通した国民がどれくらいいるんだろう。
ほとんど内容なんかみてないだろう。
郵政民営化ったって色々あるんだぜ。
マスメディアには正直、イライラした。
刺客がどーだの、落下傘がどーだの、本質とは関係ないことばっか報道してさ。
わかりにくい(と思われている)政治・政策を、
もっともっとわかりやすく客観的に報道するのが筋でしょ。
別にキャスターのおもしろいトークなんて聞きたくないよ。


民主党も郵政法案に反対なだけで、郵政民営化には反対していない。
この事実をしっかりと伝えないとー。
政策としては僕個人の観点からしたら民主の方が良かった。
ただ、民主は国民と乖離していたのかもしれない。
日本の国民はまだまだ政策で論争する事の大切さを認識していない。
どっかの解説で民主党は「ナロードニキ」だったのかも知れないって書いてた。
物凄く納得した。


けど、これだけ国民を選挙に注目させた事はすごいな。
いい悪い別にして首相は本当に凄い。


まあ政治なんて結局、ポピュリズムでしかないのかもな。
何がいい状態なのか。
民主主義を作り出すのは何か?
それを考えていくとやっぱ選挙制度ってすげー重要だなと再確認した選挙でした。
by shimochan_terry | 2005-09-28 01:41 | 時事
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